活動状況

「沖縄デジタル映像祭2024上映会・授賞式」を開催

 沖縄情報通信懇談会は、令和6年12月11日(水)、沖縄総合通信事務所との共催で、「沖縄デジタル映像祭2024上映会・授賞式」を開催しました。

 はじめに、沖縄県内の中学生・高校生・専門学校生・大学生等から応募のあった101作品の中から、ノミネートされた45作品(超短編16、短編17、CM12)を上映しました。

 つづく、トーク・セミナーでは、デジタル映像祭の審査員長を務められている、沖縄県立芸術大学美術工芸学部の仲本教授から、「沖縄デジタル映像祭の20年〜映像の全てがデジタルに変わった〜」と題し、同映像祭の振り返り、過去受賞作数点の評価・分析や当時の映像コンテンツ制作環境等、映像コンテンツ制作における沖縄の特徴や優位性が感じられる側面など、講演いただきました。

 最後に、受賞作品の発表及び授賞式を行いました。各賞は、最優秀賞1作品、優秀賞3作品、ティーン賞3作品、特別賞3作品、企業賞4作品で、沖縄情報通信懇談会 宮城会長より表彰を行いました。

 沖縄県内の学校12校などから217名の参加(会場127名、オンライン90名)となり、盛況のうちに終えました。引き続き沖縄県内を中心に映像系クリエイター発掘・育成に貢献できるよう開催して参ります。

沖縄デジタル映像祭2024受賞作品(沖縄総合通信事務所サイト掲載)


「地域情報化アドバイザー会議 in 沖縄~自治体向けの地域課題解決支援事例をご紹介~」を開催

 沖縄情報通信懇談会は、令和6年9月24日(火)、沖縄総合通信事務所との共催でオンライン形式にて「地域情報化アドバイザー会議 in 沖縄」を開催しました。

 総務省情報流通行政局地域通信振興課の佐々木官から、「地域情報化アドバイザー派遣制度について」として、制度概要や令和6年度のこれまでの派遣状況などの説明があり、次に地域情報化アドバイザーの活動紹介として、沖縄に活動基盤のある同アドバイザー6名から説明いただきました。

(1)岡田アドバイザー:「沖縄県内における強い産業に向けた取組事例」と題し、大宜味村における陸上養殖の取組みなどについて説明。

(2)小出アドバイザー:「沖縄(糸満)発の農業課題解決策が全国へ」と題し、糸満市における農業IoT取組と全国への広がりなどについて説明。

(3)木暮アドバイザー:「デジタル技術による地域の健康課題解決に向けた事例と課題」と題し、伊平屋村における健康増進の取組とオンライン診療・服薬指導等へのスマホサービス活用・応用などについて説明。

(4)鈴木アドバイザー:「元自治体職員がノウハウを生かしたアドバイス」と題し、自治体が専門家支援を望む人材確保・育成と名護市での取組事例、東村で現在進行形の支援状況などについて説明。

(5)波平アドバイザー:「沖縄県における防災通信の現状と課題」と題し、市町村防災行政無線の整備・更新における課題などについて説明。

(6)藤井アドバイザー:「水産業への海洋レーダの活用」と題し、短波海洋レーダの特徴や養殖、定置網の急潮対策等水産業への活用・応用などについて説明。

 最後に、自治体の支援成果報告として東村役場の企画観光課 港川課長補佐、総務財政課 平良主事から「地域と行政のDX支援~公民館Wi-FiとRPA~」と題し、東村イントラネットを活用した公民館Wi-Fi化、RPA導入に係る職員研修・個別相談会の取組、及び鈴木アドバイザーによる支援模様などについて報告がありました。

 質疑応答では、配信会場参加者からの質問やオンライン参加者から講演資料希望などがあり、沖縄県内外の自治体・民間企業などから31名の参加がありました。


「沖縄デジタル映像祭2024コンテンツセミナー」を開催

 沖縄情報通信懇談会は、令和6年7月10日(水)、沖縄総合通信事務所との共催で、オンライン形式にて「沖縄デジタル映像祭2024コンテンツセミナー」を開催、沖縄県内の学校7校などから101名の参加がありました。

 講演1では、株式会社あしびかんぱにー(那覇市内)3Dデザイン部映像制作グループ編集セクションリーダーの許田 萌笑花 氏から「現役動画編集者が教える!映像編集で心掛ける事」と題し、企画会議から収録・撮影、カット編集、納品に至る映像制作の流れ、編集に関する即戦力テクニック、動画の魅力を左右する編集作業の重要性など、実践経験を交えつつご講演いただきました。

 講演2では、沖縄国際大学(宜野湾市内)の産業情報学部産業情報学科講師の大山 健治 氏から「創造とテクノロジー(CG・VR)-技術の発達と表現の可能性、問題点について-」と題し、バーチャル那覇市民会館共同プロジェクトなどの取組み、CG技術の成り立ちと最新技術、バーチャル・リアリティの変遷から新しい表現・メディアの創出、AI活用の可能性と問題点など、CGとリアル画像の比較クイズや緻密なCG作品紹介を交えつつご講演いただきました。

 沖縄デジタル映像祭は今年度(2024年度)で21回目の開催となり、年末開催の上映会・授賞式は、12月11日(水)に沖縄タイムスホール(那覇市内)を予定しております。多くの作品応募をお待ちしております。


「2024情報通信月間講演会 in 沖縄」を開催

 沖縄情報通信懇談会は、令和6年5月20日(月)、沖縄総合通信事務所との共催で、沖縄産業支援センター(那覇市内)において「2024情報通信月間講演会 in 沖縄」を開催しました。

 「デジタルで 暮らしを変える 世界を変える」をテーマに、講演1では総務省大臣官房総括審議官(情報通信担当)の湯本様から、「総務省ICT施策の最前線」と題し、ICTによる地域課題の解決や地域DXの推進等に関する取組、インターネット上の偽・誤情報対策、AI事業者ガイドラインなどについて、講演2では株式会社海外通信・放送・郵便事業支援機構(JICT)代表取締役社長 大島様から、「日本を超えるICT分野の可能性、世界へ繋がる沖縄」と題し、日本の競争力強化に向けた政府施策の取組や国際展開の推進に向けた官民ファンドJICTの取組などについて講演がありました。

 講演会には、県内の企業・団体、国・自治体等の行政機関などから76名の参加がありました。


「第39回沖縄情報通信懇談会定期総会」を開催

 沖縄情報通信懇談会は、令和6年5月20日、沖縄産業支援センター(那覇市内)において「第39回沖縄情報通信懇談会定期総会」を開催しました。

 議事では、令和5年度事業報告、令和5年度収支決算報告・会計監査報告、令和6年度事業計画(案)、令和6年度収支予算(案)及び役員の選任(案)が承認されました。令和6年度事業は、各事業効果等を踏まえつつ集合開催を基本にオンライン開催や併用した開催とするとともに、情報通信月間参加行事、沖縄デジタル映像祭及びICT利活用普及促進に係るセミナー等を沖縄総合通信事務所など関係機関と連携しながら実施・支援して参ります。

 表彰では、多年にわたり沖縄県内におけるインターネットの普及や地域情報化などに取り組まれ、国際電気通信連合無線通信部門(ITU-R)日本代表団員として日本の周波数割り当てに貢献された、藤井智史様(琉球大学名誉教授)に対し、個人表彰として同会長より表彰しました。

 なお、総会終了後は、最初の同懇談会事業として、沖縄総合通信事務所との共催で、「2024情報通信月間講演会 in 沖縄」を開催しました。


2023年度の活動状況


「沖縄デジタル映像祭2023上映会・授賞式」を開催

 沖縄情報通信懇談会は、令和5年12月13日(水)、沖縄総合通信事務所との共催で、「沖縄デジタル映像祭2023上映会・授賞式≪あつまれ うちな~むん!今年は開催20年!≫」をハイブリット形式で開催しました。

はじめに、沖縄県内の中学生・高校生・専門学校生・大学生等から応募のあった115作品の中から、ノミネートされた55作品(超短編16、短編16、CM23)を上映しました。

 つづく、トーク・セッションでは、20周年企画として歴代受賞者の川北 貢輔 様(2010年優秀賞)、上原 ゆりあ 様(2014年特別賞)、座間味 侑也 様 (2017年特別賞・2020年優秀賞)及び根間 笑花 様(2021年最優秀賞)をお迎えし、司会進行の知念 臣悟 様(FECオフィス所属お笑いコンビ「パーラナイサーラナイ」)による軽快な進行で、映像祭応募のきっかけ、作品作りの苦労話や思い、参加者との交流、会場に向けたアドバイスなど、楽しいトークとなりました。

 最後に、受賞作品の発表及び授賞式を行いました。各賞は、最優秀賞1作品、優秀賞3作品、ティーン賞3作品、特別賞4作品、企業賞8作品でした。このうち最優秀賞及び優秀賞は次のとおり選ばれました。

・最優秀賞:笑顔/城間 太吾 様 他(沖縄ラフ&ピース専門学校)

・優秀賞(超短編部門):命の強奪、誹謗中傷【完全版】/奥間 喬介 様(国際電子ビジネス専門学校)

・優秀賞(短編部門):Which one are you?/小池 一世 様(国際電子ビジネス専門学校)

・優秀賞(CM部門):Any foods, Anyone/長田 愛加 様 他(総合学園ヒューマンアカデミー那覇校)

 沖縄県内の学校12校などから171名の参加(会場121名、オンライン50名)となり、盛況のうちに終えました。

沖縄デジタル映像祭は21回目以降も、沖縄県内の映像系クリエイター発掘・育成に貢献できるよう開催して参ります。

沖縄デジタル映像祭2023受賞作品 (沖縄総合通信事務所サイト掲載)


「地域情報化セミナー2023 in 沖縄-沖縄の地域課題に関する意見交換会-」を開催

 沖縄情報通信懇談会は、令和5年10月25日(水)、沖縄総合通信事務所との共催で、オンライン形式にて「沖縄地域情報化セミナー2023 in 沖縄」を開催しました。

 「沖縄の地域課題に関する意見交換会」をテーマに、総務省地域情報化アドバイザー沖縄管区幹事の鈴木氏による「地域情報化アドバイザー制度の紹介」後に、沖縄に活動基盤のある同アドバイザー6名から説明いただきました。

(1) 岡田アドバイザー:「産業振興等計画策定における官民一体型取組の必要性」と題し、沖縄県内自治体の共通する課題と対策や官民一体型(PFI)の進め方などについて説明。

(2) 鈴木アドバイザー:自治体DXに係る「推進における総務省支援策」と題し、自治体DXの取組スケジュールやその推進に係る手順書・地方財政措置・人材支援などについて説明。

(3) 波平アドバイザー:「台風被害を軽減する無電柱化推進」と題し、県内の無電柱化計画や推進状況、無電柱化デメリットの捉え方などについて説明。

(4) 木暮アドバイザー:「医療のデジタル改革」と題し、オンライン診療に係る制度の推移やスマホアプリによる具体例などについて説明。

(5) 小出アドバイザー:「農業分野でのIoT活用」と題し、農業IoT『てるちゃん』の紹介、農業IoT普及に向けた課題や金額価値へ変換して伝えることの重要性などについて説明。

(6) 藤井アドバイザー:「海洋レーダの活用」と題し、短波海洋レーダの特徴や水産業への活用・応用などについて説明。

 意見交換では、オンライン参加者からの質問やアドバイザー間での意見交換があり、沖縄県内外の自治体・民間企業などから31名の参加がありました。


「沖縄デジタル映像祭2023コンテンツセミナー」を開催

 沖縄情報通信懇談会は、令和5年7月10日(月)、沖縄総合通信事務所との共催で、オンライン形式にて「沖縄デジタル映像祭2023コンテンツセミナー」を開催、沖縄県内の学校6校などから82名の参加がありました。

 講演1では、株式会社AJIMAのクリエイティブ事業部エディター、山内様、比嘉様から「『伝える』ことの重要性」と題し、視聴者を意識しメッセージを込める・伝える重要性、一流の受信者(情報の受け手)になる訓練、映像の見せ方と編集時の注意点などについて、事例解説を交えながら、ご講演いただきました。

 講演2では、YouTuberのハイサイ探偵団、よったけ様から「ハイサイ探偵団 昔と今」と題し、動画配信活動と事業化に至った経緯、配信動画紹介、使用機材・企画・編集など動画制作で具体的に変った・変えてきた事、事業として留意している事などについて、エピソードを交えながら、ご講演いただきました。

 沖縄デジタル映像祭は今年度(2023年度)で開催20年目の節目を迎えることとなり、12月の上映会・授賞式は新型コロナウイルス感染症の影響で3年連続オンラインでしたが、4年ぶりに会場開催(那覇文化芸術劇場なはーと)を予定しています。多くの作品応募をお待ちしております。


「2023情報通信月間講演会 in 沖縄」を開催

 沖縄情報通信懇談会は、令和5年5月22日(月)、沖縄総合通信事務所との共催で、沖縄産業支援センター(那覇市)において「2023情報通信月間講演会 in 沖縄」を開催しました。

 講演では、「デジタル化、変えよう「くらし」と「仕事」の仕組み」をテーマに、総務省サイバーセキュリティ統括官室の山内統括官から、「サイバーセキュリティを巡る最新動向」と題し、政府全体のサイバーセキュリティ推進体制など日本における取組、電気通信事業者によるセキュリティ対策やサイバーセキュリティ人材育成など総務省における役割・取組について講演がありました。

 新型コロナウイルス感染対策等の状況を勘案し、数年振りに会場開催とした講演会には、県内の企業・団体、国・自治体等の行政機関などから100名の参加がありました。


「第38回沖縄情報通信懇談会定期総会」を開催

 沖縄情報通信懇談会は、令和5年5月22日、沖縄産業支援センター(那覇市)において「第38回沖縄情報通信懇談会定期総会」を開催しました。

 議案では、令和4年度事業報告、令和4年度収支決算報告、令和5年度事業計画(案)及び令和5年度収支予算(案)が承認されました。令和5年度事業は新型コロナウイルス感染症の動向を踏まえながらも、対面方式のニーズが高く効果的な事業にあっては、可能なものから集合開催とするとともに、令和5年度で20回目の開催を迎える沖縄デジタル映像祭の企画・開催など、沖縄総合通信事務所など関係機関と連携しながら事業を実施して参ります。

 表彰では、長きにわたり、ハッカソンイベントなど若手IoT人材育成や、沖縄デジタル映像祭企画支援など若手映像クリエイター育成等に貢献された、上運天様(一般社団法人頑張る地域支援し隊)に対し、個人表彰として同会長より表彰しました。

 総会終了後は、最初の同懇談会事業として、沖縄総合通信事務所との共催で、「2023情報通信月間講演会in沖縄」を開催しました。


2022年度以前の活動状況


「沖縄IoTハッカソン2022-Web×IoTメイカーズチャレンジPLUS in 沖縄-」を開催

 沖縄情報通信懇談会は、令和5年1月14日(土)、沖縄IoTハッカソン運営委員会及び一般社団法人頑張る地域支援し隊との共催で、沖縄職業能力開発大学校(沖縄市)において、「沖縄IoTハッカソン2022 ハッカソンイベント」を開催しました。

 学生や若手エンジニアを対象としたIoTシステム開発のスキルアップイベントである同イベントは、メインテーマに「社会課題を解決」、サブテーマに「沖縄の車社会問題をIoTを用いてDX推進解決」を設定、大学生、専門学校生など7チーム24名の参加がありました。

 各チームによる成果発表(プレゼンテーション・質疑)後に審査委員会による審査を行った結果、最優秀賞には、チーム「KRT(国際電子ビジネス専門学校)」の「歩コーノ」が選ばれました。

 なお、最優秀賞チームは、3月11日開催予定の全国大会(グランプリ決定戦)に出場することとなっています。

※沖縄大会結果の詳細は次のサイトよりご覧いただけます。

 https://okinawa-iot2022.hp.peraichi.com/

※Web×IoTメイカーズチャレンジPLUSグランプリ決定戦開催のご案内

 https://webiotmakers.github.io/2022/grandprix/


「沖縄デジタル映像祭2022上映会・授賞式」を開催

 沖縄情報通信懇談会は、令和4年12月9日(金)、総務省沖縄総合通信事務所との共催で、オンライン形式にて「沖縄デジタル映像祭2022上映会・授賞式」を開催、ノミネート49作品を上映し、最優秀賞、各部門優秀賞等を発表しました。

 はじめに、沖縄県内の高校生・専門学校生・大学生等から応募のあった87作品の中から、ノミネートされた49作品(超短編15、短編17、CM17)を上映しました。

 つづく、セミナーでは、ユニティー・テクノロジーズ・ジャパン テクニカルディレクター 林 和哉 様から「リアルタイムCGによるストーリーテリングの実際 ~アニメ・特撮の現場から~」とのテーマで、センサーとカメラによるリアルタイムエンジン(CG空間)との連動、CGアニメの制作例などについて、講演いただきました。

 最後に、演劇集団FECでお笑いコンビ「パーラナイサーラナイ」の知念 臣悟 様による軽快な司会進行により、受賞作品の発表及び授賞式が行われました。企業賞4作品、ティーン賞3作品、特別賞3作品、各部門の優秀賞3作品及び最優秀賞1作品を発表、上位受賞作品には

・最優秀賞 Back To The 1979/友利 愛音 様他(沖縄ラフ&ピース専門学校)

・超短編部門優秀賞 Clay play/野原 ひなた 様(沖縄県立芸術大学)

・短編部門優秀賞 おもいでの夏/仲地 涼 様(沖縄県立芸術大学)

・CM部門優秀賞 アイスマイル/伊禮 龍介 様他(沖縄ラフ&ピース専門学校)

が選ばれ、その他一部企業より奨励賞3作品が発表されました。

 今映像祭もオンライン開催となりましたが、会場開催の雰囲気をより感じられるよう、オンライン授賞式を取り入れました。沖縄県内の学校13校などから110名の参加となり、アンケートでは「モチベーション向上に繋がる」「クオリティの高い作品が多かった」などの声が寄せられました。

 本映像祭は次回開催で20回目を迎えます。県内の映像系クリエイター発掘・育成に貢献できるよう、今後とも本映像祭を開催して参ります。


沖縄デジタル映像祭2022コンテンツセミナー」を開催 !!

 総務省沖縄総合通信事務所は、7月13日(水)、沖縄情報通信懇談会との共催で、オンライン形式にて「沖縄デジタル映像祭2022コンテンツセミナー」を開催しました。

  セミナーは、「沖縄デジタル映像祭2022」作品募集(9/30(金)まで募集中)に際してのキックオフイベントとなります。作品を制作するうえでの参考となるよう、映像コンテンツ分野においてご活躍されている方々から幅広く講演いただいており、2010年(平成22年)の第1回開催から、今回で13回目の開催となります。

  講演1では、映像作家の匂坂(サキサカ)様から「CG映像制作のワークフロー」と題し、映像のデジタル合成等用ソフトウェア(Adobe After Effects)による制作過程を通して、本セミナー用に用意いただいた「少年が思い切りサッカーボールを蹴る」映像を素材に、完成に至るまでの素材撮影やその整理の仕方、ベースとなる映像制作から細かい演出効果、色調補正等の仕上げまでの流れについて、説明いただきました。

  講演2では、作編曲家の新垣様から「「音」で語り「音楽」で伝えろ!心の動かし方・動かされ方」と題し、ビデオ編集用ソフトウェア(iMovie)による制作過程を通して、本セミナー用に用意いただいた「家猫」映像を素材に、映像のシーンに合わせた音楽・効果音の乗せ方や、異なる音・音楽での映像の見え方の違いなど、音によるメッセージの伝わり方、言葉では表せない表現を音で実現する方法などについて、説明いただきました。

  沖縄県内の学校8校などから144名の参加となりました。アンケートでは、「制作現場を見ることができて良かった」「深い内容でとても面白かった」「プロの方々の話はとても勉強になった」などの声が寄せられました。


沖縄IoTハッカソン2021を開催

沖縄情報通信懇談会では沖縄IoTハッカソン運営委員会との共催により「沖縄IoTハッカソン2021」を実施しました。新たなIoT機器・サービスの開発を行う若者等の基礎知識・技能の習得及び電波利用の向上などを目的に開催され、大学生、高専生など8チームが参加しました。

参加した各チームは、制作にあたっての課題テーマ「地域貢献できるコロナ対策」に即したIoT機器などの作品を制作し、令和4年1月29日に開催された審査会においてプレゼンテーション及びデモにより発表を行いました。

審査の結果、「Eticket Gate:(屋内の感染リスクを「見える化」するIoT)」を制作した、チーム名:「かるのーず(代表者:田中 柊)」が最優秀賞に選ばれました。


〇沖縄デジタル映像祭2021 上映会~授賞作品発表~を開催

沖縄情報通信懇談会では総務省沖縄総合通信事務所と共催により、令和3年12月9日(木)「沖縄デジタル映像祭2021上映会~授賞作品発表~」を開催しました。

当日は、沖縄県内の高校生、専門学校生などから応募のあった映像作品のうち、ノミネートされた54作品の上映を行い、その後、のトーク・セミナーではコンテンツ制作に携わる4名の講師を迎え、参加された学生の皆さんへ、コンテンツ制作における演出方法など現場での経験を”リアル”にフリートーク形式でお話いただきました。

最期に、応募いただいた作品の中から優秀な作品の受賞が発表されました。

当日は応募いただいた学校など23カ所を回線で繋ぎオンラインでの開催となりましたが、180名余の多くの参加者が視聴さてました。


〇コンテンツセミナーの開催

総務省沖縄総合通信事務所は、7月12日(月)、沖縄情報通信懇談会との共催で、「沖縄デジタル映像祭2021コンテンツセミナー」をオンライン形式により開催し、沖縄県内の12校から約140名が参加しました。

このセミナーは、「沖縄デジタル映像祭2021」作品募集に際してのキックオフイベントとなるもので、作品を制作するうえで参考としてもらうため、映像コンテンツ分野においてご活躍されている方を講師にお迎えしています。平成22年(2010年)から開催しており、今回で12回目となります。

セミナーでは、まず、沖縄県立芸術大学准教授 又吉 浩 氏より「アニメCMのお仕事」と題し、これまで携わられたCM映像作品を紹介しながら、ストップアニメーションの制作方法や制作にあたって気をつける点などについてご講演されました。また、これから映像作品を制作する方へ積極的に作品をつくるようアドバイスがありました。

続いて、イラストレーター・アニメーション作家 新垣 れいみ 氏より「ぴよぴよアニメーション作家のはなし」と題し、学生時代に制作したアニメーション作品や現在手がけているCM映像作品を紹介しながら、様々な角度から対象物を観察して作品制作にあたることの大切さなどについてご講演されました。

参加者アンケートでは、「仕事のこと、モチベーションの取り戻し方など、いろいろなことが聞けて良かった」、「映像作品をたくさん視聴できて自身の制作の参考やモチベーションにつながった」、「沖縄出身のクリエイターのお話は大変身近に感じられ、来年度もぜひ開催をお願いしたい」などの声が寄せられました。


〇2021情報通信月間講演会を開催

沖縄情報通信懇談会では総務省沖縄総合通信事務所との共催により「ICTの活用による新たな日常の構築に向けて」をテーマに「2021情報通信月間講演会」を開催しました。

  講演では、総務省地域情報化アドバイザーリーダーの、国立大学法人筑波大学システム情報系社会工学域 川島 教授から「自治体における地域情報化施策」と題し、行政システムの根本課題や、地域の問題解決に資する共創社会、データ共有による地域イノベーションの創出などの重要性について講演あったほか、総務省情報流通行政局情報流通振興課 澤田 係長から「テレワークを巡る最新動向」と題し、テレワーク導入の現状と課題や導入支援に向けた総務省の取組について、また、サイバーセキュリティを巡る最新動向として、総務省サイバーセキュリティ統括官室 石黒 補佐から、サイバーセキュリティ上の脅威、テレワークセキュリティ対策や、地域に根付いたセキュリティコミュニティの形成促進などについて講演がありました。最期に国立研究開発法人情報通信研究機構サイバーセキュリティ研究所ナショナルサイバートレーニングセンター 花田 主任研究技術員から、インシデント事例やそのマネジメント・対策、実践的サイバー防御演習(CYDER)について講演がありました。

 新型コロナウイルス感染対策のため、オンライン開催とした講演会でしたが、県内自治体・関係団体・県内外企業などから、67名の参加者が視聴されるなど、新しい日常の構築に向けての情報・方策に対する関心の高さが伺えました。


沖縄情報通信懇談会では会則などに基づき、当会の事業の運営等に顕著な功績のあった個人・団体に対して表彰を行っています。

例年は定期総会にあわせ表彰式を開催しているところですが、定期総会がコロナ禍による書面会議となったことから企画担当から訪問し実施いたしました。


被表彰者 :和田 知久(琉球大学工学 教授)

事績の概要:多年にわたり情報通信分野における研究活動において中心的役割を担い、研究や教育の発展に尽力するとともに海中での大容量音響通信システムの開発に務めるなど情報通信分野の普及・発展に貢献をされた


 沖縄情報通信懇談会では、令和2年12月8日(火)に総務省沖縄総合通信事務所との共催により「沖縄デジタル映像祭2020上映会」を開催しました。

  このイベントは、地域メディアコンテンツの制作促進やデジタル映像クリエイターの人材育成を目的に毎年開催しており、今回で17回目となります。

  当日は、最初に、沖縄県内の高校生、専門学校生等から応募のあった91作品の中から、ノミネートされた47作品を上映し、続いて、「塔の上のラプンツェル」、「アナと雪の女王」など数多くの映像制作にCGアーティストとして携わり、現在はカリフォルニア州立大学で講師を務める糸数 弘樹氏を講師にお迎えし、アメリカから生中継で、「3Dキャラクターを制作する上でのポイント」と題しトーク・セミナーうを開催しました。

  セミナーでは、ワーナーブラザーズやディズニーアニメーションなど、現場の最前線で活動した体験談のほか、角度によって見え方が大きく変わる3Dモデルの制作方法について紹介されました。また、クリエイターを目指す若者に対し、常に仕事を達成した時のイメージを持つことが仕事のモチベーションを保つコツであり、そうすることで困難な仕事も乗り越えられるとのメッセージもありました。

  最後に、応募いただいた作品の中から優秀な作品に対する各受賞作品の発表が行われ、八重山商工高等学校から応募のあった、「ハイサイ石垣 めんそ~れ~」が、最優秀賞作品に選ばれました。

  今回は、コロナ禍によりオンライン上での開催となりましたが、応募された学校など33ヶ所を回線でつなぎ、多数の参加者が視聴されました。


沖縄情報通信懇談会では7月27日(月)沖縄総合通信事務所と共催により「沖縄デジタル映像祭2020コンテンツセミナー」を那覇市において開催しました。

セミナーでは株式会社真宣組’の天野高稔 氏から「学生からプロのクリエイターへ」と題して、また、総合学園ヒューマンアカデミー那覇校 講師の仲井間愛乃 氏から「楽しくつくろうアニメーション」と題して、それぞれお話しいただきました。

両講師からは映像制作にあたっての技術的アドバイス、作品を制作する際の注意点などについて、それぞれ自身が制作した作品を例に話されました。

 本セミナーはオンライン会議システム及びライブ配信により開催されましたが、学校単位で多くの学生の皆様が視聴されるなど充実したセミナーとなりました。


「沖縄デジタル映像祭2019上映会・授賞式」を開催しました!!

 沖縄情報通信懇談会は、総務省沖縄総合通信事務所との共催により令和元年12月10日(火)に「沖縄デジタル映像祭2019上映会・授賞式」を開催しました。

 映像祭は、地域メディアコンテンツの制作促進やデジタル映像クリエイターの人材育成を目的に毎年開催しており、今回で16回目となります。

 今年は6月から9月20日の間、作品を応募した結果、県内の高校生、専門学校生等から91作品の応募がありました。本映像祭では、その中から49作品を上映し、優秀な作品に対し表彰を行いました。

また、トーク・セミナーとして、アニメーターの嘉手苅 睦氏及び株式会社 真宣組’執行役員クリエイティブディレクターの田渕 研路氏に、それぞれ講演いただきました。当日は会場に応募された学生等を中心に、約320名参加があり、盛況のうちに終えることができました。

―――― 内容 ――――

日時:令和元年12月10日(火)13:30~17:00

場所:タイムスホール(那覇市久茂地2-2-2)

内容

 ・主催者あいさつ

 ・上映会(ノミネート作品の上映)

 ・トーク・セミナー

  講演(1)「コンテンツ産業における『東京』の価値と『沖縄』への還元について」

  講師:嘉手苅 睦 氏(アニメーター)

  講演(2)「広告業界とクリエイティブ」

  講師:田渕 研路 氏(株式会社 真宣組’執行役員クリエイティブディレクター)

 ・授賞式(最優秀賞、優秀賞、特別賞、ティーン賞、企業賞)


沖縄デジタル映像祭2019コンテンツセミナー開催!!

沖縄情報通信懇談会では沖縄総合通信事務所と共催により、7月12日、那覇市内において「沖縄デジタル映像祭2019コンテンツセミナーを開催しました。

セミナーでは、スペースネコカンパニー代表取締役・アニメ監督の青木純 氏より「ポップでキュートなお仕事作り」と題して、続いて株式会社真宣組’の天野高稔 氏から「学生からプロのクリエイターへ」と題して、また、総合学園ヒューマンアカデミー那覇校 講師の仲井間愛乃 氏から「楽しくつくろうアニメーション」と題して、それぞれお話しいただきました。

 その後、総合学園ヒューマンアカデミー専任講師の下地祐子 氏をコーディネーターに迎え、講師の皆様とのトークセッションを行いコンテンツ制作にかかる知識やこれまで携われたお仕事の話を交え、コンテンツ制作のアドバイスなど、フリートークが行われました。

セミナーには、高校生、専門学校生など約100名の参加があり、参加者は各講師の講演を熱心に聞き入っていました。



〇令和元年度「沖縄情報通信懇談会第34回定期総会」

 令和元年年5月28日(火)に沖縄産業支援センターにおいて「第34回定期総会」を開催いたしました。多くの会員の皆様がご出席下さいました。皆様誠にありがとうございました。

ご都合によりご出席頂けなかった会員の皆様も日頃より当懇談会へのご協力とご支援に感謝申し上げます。

引き続きよろしくお願いいたします。


〇沖縄デジタル映像祭2018上映会・授賞式

(2018年12月11日(火) 琉球新報ホール)

沖縄情報通信懇談会では、総務省沖縄総合通信事務所及び公立大学法人名桜大学との共催により、沖縄県内においてデジタル映像を制作している方に発表の場を設けることにより、地域メディアコンテンツの制作促進や、デジタル映像クリエイターの活性化、今後の若手人材育成につながることを目的として「沖縄デジタル映像祭」を開催しています。

◇今年は、映画プロデューサー・ゲームプロデューサーの三木裕明氏をお招きし「『カメラを止めるな!』が示した映像製作の可能性と未来」と題してご講演を賜りました。

会場には約220名の参加者がありました。


〇沖縄デジタル映像祭2018 コンテンツセミナーの開催(2018年7月12日(木)沖縄県立博物館・美術館)

 沖縄情報通信懇談会では総務省沖縄総合通信事務所との共催により「沖縄デジタル映像祭2018 コンテンツセミナー」を開催しました。セミナーでは、沖縄県立芸術大学准教授の又吉 浩氏及び株式会社リサレコ代表取締役で作曲家・ゲーム音楽家の来兎(らいと)氏から講演をいただいた後、コーディネータに総合学園ヒューマンアカデミー那覇校の専任講師の下地 祐子氏、パネリストに一般社団法人沖縄ゲーム企業コンソーシアム理事の渋川 浩史氏及び沖縄県立芸術大学大学院の新垣 玲実氏を加えトークセッションを行いました。

 会場には高校生を中心に約130名の参加があり、講師への質問も多数寄せられるなど盛況な内容となりました。

 


 沖縄情報通信懇談会は、総務省沖縄総合通信事務所との共催により、6月13日、名護市民会館中ホールにおいて、「平成30年度地域ICT/IoT実装推進セミナー(情報通信月間講演会)」を開催しました。セミナーでは、多言語音声翻訳システム(Voice Tra)の取り組みについて、国立研究開発法人 情報通信研究機構 先進的音声翻訳研究開発推進センターの白土 保 氏、KDDI株式会社 技術開発戦略部の引地 信寛 氏、富士通株式会社 デジタルコンピテンスセンター共創ビジネス開発部の小谷 裕輔 氏、および株式会社NTTドコモ法人ビジネス本部 沖縄振興推進室の原田 理絵子 氏から紹介が行われました。その後、多言語音声翻訳アプリ「Voice Tra」をインストールしたデモ端末が配られ、情報通信研究機構の白土氏の説明のもと、参加者は「Voice Tra」を操作し実際に翻訳機能を体験してもらいました。引き続き、一般社団法人頑張る地域支援し隊の鈴木 邦治 氏から、「Web×IoT メイカーズチャレンジ」について説明が行われたほか、総務省情報流通行政局 松田 昇剛 地方情報化推進室長ならびに沖縄総合通信事務所 渡邉 博文 情報通信課長から、総務省の施策説明および沖縄管内IoT実装の取り組み事例について講演が行われました。また、セミナーと平行して、KDDI株式会社、沖縄セルラー電話株式会社、富士通株式会社、パナソニックシステムネットワーク株式会社、株式会社NTTドコモから、ICT技術を活用した多言語翻訳システム機器や多言語翻訳システムを搭載したタクシーの紹介・展示が行われたほか、「Web ×IoT メイカーズチャレンジ 2017 in 沖縄 ハッカソンイベント」の受賞作品として、琉球大学工学部および沖縄職業能力開発大学校から制作作品の展示がありました。会場では、観光関係者や地方公共団体、情報通信関係企業など100名近い参加者が熱心に聴講し、関心の高さがうかがえました。


〇平成30年度「沖縄情報通信懇談会第33回定期総会」

 平成30年5月21日(月)にANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューにて、「第33回定期総会」を開催いたしました。多くの会員の皆様がご出席下さいました。皆様誠にありがとうございました。

ご都合によりご出席頂けなかった会員の皆様も日頃より当懇談会へのご協力とご支援に感謝申し上げます。

来年度もどうぞよろしくお願いいたします。


〇ICTを活用した防犯(防犯防止)モデルに関する勉強会

沖縄情報通信懇談会では、3月27日、「ICTを活用した防犯(防犯防止)対策モデルの構築に関する調査」(総務省)の報告書を取りまとめたことに伴う勉強会を開催しました。


〇放送コンテンツの海外展開事業に関する説明会

沖縄情報通信懇談会では2月16日、総務省沖縄総合通信事務所と共催で「放送コンテンツの海外展開事業に関する設営会を開催しました。





〇平成29年度ICT/IoT実装推進セミナーin沖縄

沖縄情報通信懇談会では、1月25日、総務省沖縄総合通信事務所と共催で「沖縄教育&人材育成×IoTの展開と可能性」をテーマにセミナーを開催しました。


〇沖縄デジタル映像祭2017上映会・授賞式

(2017年12月12日(火)沖縄県立博物館・美術館)

沖縄情報通信懇談会では、総務省沖縄総合通信事務所及び公立大学法人名桜大学との共催により、沖縄県内においてデジタル映像を制作している方に発表の場を設けることにより、地域メディアコンテンツの制作促進や、デジタル映像クリエイターの活性化、今後の若手人材育成につながることを目的として「沖縄デジタル映像祭」を開催しています。

◇今年は、アニメプロデューサーの植田益朗氏をお招きし『アニメNEXT100-輝けるアニメの美来に向けて』と題してご講演を賜りました。

 今年度は116作品の応募があり、11月の応募作品審査会の審議を得て「超短編部門」18作品、「短編部門」19作品、「CM部門」27作品がノミネート(上映)されました。数ある作品の中から「最優秀賞」1作品、「優秀賞(短編部門)」1作品、「優秀賞(短編部門)」1作品、「優秀賞(CM部門)」1作品、「特別賞」5作品、「ティーン賞(20歳未満)」2作品、「企業賞」4作品が受賞をされ表彰式が執り行われました。

【最優秀賞】作品名:ちょっと恥ずかしい青春

制作者:眞喜志 優樹さん、赤嶺 翔さん、辻脇 彩花さん

所属:総合学園ヒューマンアカデミー那覇校

※「沖縄デジタル映像祭2017」受賞者集合写真